2022年12月28日水曜日

Gibson  BR-4 / BR-6  Lap Steel Guitar

🌟Gibson  Lap Steel Guitar  BR-4(サンバースト)・BR-6(ブラック) 

 ペダルスチールの原型で、アコースティック・タイプのラップスチールWeissenbornから発展していったスライドギターで、ギブソン社は1935年からラップスティールの製造を始める。
 
 黒いタイプがBR-6、サンバーストが上位機種のBR-4。(戦前の機種名はEH-125)
ギブソン社がシカゴ・ミュージカル・インスツルメンツ社に買収された直後に、ミシガン州カラマズーのギブソン工場で製造されたラップスティールギターで、1946年~47年ごろの約1年間の短期間のみ製造。

 両機種とも材質は不明。スケール:約568mm、ピックアップ : 6極アルニコ・マグネット・ピックアップ、ペグはヴィンテージGibsonのクルーソンペグ。購入後、両機種ともペグはクルーソンのシングルと3連に新しく交換しました。

 黒のBR-6は弦高が高くハリが強く、重たく、サウンドは硬め。
BR-4は軽く、材はスワンプアッシかモンジュラス・マホガニー材かも、サウンドはウォーム。これらはアンプとセットで販売されていたので実際のサウンドは分からないが、透明感とサスティーンのあるサウンドで、倍音が豊かです。

 BR-6は、たまたまオレンジ・カウンティ・ブラザーズのペダルスチール奏者の谷口邦夫さんが経営する質屋で発見。ギターのメンテには疎いらしく、ペグは交換したとはいうものの後日クルーソンの3連に交換。元々、経年にて薄れはしていたが、汚れがひどかったのでポリッシュを掛けたらスクリプトロゴは消滅。
https://www.j-guitar.com/products/detail.php?id=575886

 BR-4、もう国内では入手不可能だろうと諦めていたら、J-ギター経由・千葉のチバカン楽器で発見。ペグの破滅は覚悟で購入、弦交換時にボタンが即割れる。クルーソンのシングルに交換。
これは購入後のポリッシュを繊細に繊細に行い、スクリプトロゴが消える事なく残りました。これで、1946〜47年製は証明されます。
https://www.digimart.net/cat2/shop5155/DS07335457/
 

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