2012年9月5日水曜日

サザン・ジャンボ(Southern Jumbo)に穴掘った!

 7月5日に購入したSouthern Jumboにピックアップを取り付けました。
GibsonのJシリーズは、1955年を境にピックガードが大きくなり、また50年代後半から60年代にかけてネックが細くなった為、トップの鳴りが弱まったと言われています。
これを補うには、サウンドホールにマグネットP.U.とトップ板裏にピエゾ(ニコピン)を組み合わせた取り付け方が良さそうなのですが、ニコピンの位置の調整やエンドピンBoxやMix機材の調達が面倒なので止めました。

注)ヨネの遺品には、iBEAMのパッシブにニコピンをハンダ付けしていたので、彼もいろいろと思案したんだなあ!と感心しています。

 また、このギターを購入したRim Shotの店長からは、アンダーサドルのピエゾ(L.R.Baggs iBeam Element Active System)を薦められましたが、サドル下のブリッジの穴掘りをしたくない。という理由とサドル調整はできないので止めました。

 結局、どのギターにも付けているL.R.Baggs iBeam Active System をSound House からではなく、地元の楽器店で購入しました。(珠には地元:5,000円高かった)

 で早速、エンドピンの取り外し、穴拡張工事です。
13:50





この穴をピックアップのジャックが通る径に掘ります。

ジャックのサイズは12mmなので、まず木口をテーパーリーマーで13mmに広げます。

電動ドリルに寿命が来たので手動です。
ボディの塗装も削るのでマスキングを13mm近くまで貼りました。


14:22

掘削開始!
サイド板はバホガニーですが、中の骨組みの材料は何なのか?
中々、削れません。

14:28


14:58

  
穴のサイズは13mmですが、13mmのドリルが周囲の塗装を剥がす恐れがあるので、
木口を13mmより若干広くする為に、時々ドリルをあてて確認してみます。


15:14













テーパーリーマーで木口が広がったら、いよいよドリルで13mm径の穴掘りです。
削りくずをなるべくボディ内部に落とさないように少し掘ってはドリルを抜く作業を繰り返します。
同時に、ドリルに両面テープを巻き付けて、穴(トンネル)内部の汚れを取ります。


15:38














マスキングを剥いで最終仕上げです。


15:39

15:41




よっしゃ〜〜〜!! 出来上がり〜〜〜!!

これからが、ピックアップの取り付け!
ですが、この詳細は写真撮ってません。
コチラを参考に!!!!!!!!!



16:24


16:31




















17:08























この日の夜のアコギ初弾きの為、2012年8月4日(土)の午後、広くなった2階の事務所兼遊び部屋で、購入後1ヶ月目のギター改造を楽しみました。とさ。